監督:松居大悟
出演者:田口トモロヲ|松重豊|光石研|遠藤憲一|濱田岳|役所広司|他大勢
公開日:2021年4月9日
『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』感想文
2021年4月13日イオンシネマレイクタウンで「バイプレイヤーズ」を観た。
今回は6ミタ特典、無料券で鑑賞。
観覧状況は、平日の11時50分開演、ソーシャルディスタンス、席はガラガラ。
人気映画で混雑していると、周りの人が気になることがあるが、それがない。
ゆったりと映画鑑賞ができる。

『バイプレイヤーズ』初めての鑑賞
僕はこの作品、ドラマの映画化であることは全く知らなかった。
日比谷駅に「バイプレイヤーズ」のポスターが貼ってあり、それを観てこの映画を観るきっかけになった。
「普段脇役の人たちが、主演となってつくる映画」
このコンセプトに興味が沸き「観たい」と感じた映画になる。
『バイプレイヤーズ』いいコンセプトだけど、、
ストーリーの中心は田口トモロヲ|松重豊|光石研|遠藤憲一さんたちだけど、メインキャストは浜田岳くんだね。
浜田岳くんは僕の中では、常に主演のイメージはないけど、脇役のイメージもない。
金八先生、釣りバカ、軍師官兵衛など、どれも個性が強く上手な役者さんのイメージがある。
この映画でも個性が際立っていた。
また、役所広司さんがプロローグとエンディングにちょっこと出演しているが、存在感が凄い。
「100人の名脇役」大勢の名脇役で作るコンセプトはいいが、逆に出演者が多すぎるのかもしれない。
ごちゃごちゃした印象が残り、名脇役たちの役者さんの印象が弱い。
そのため、役所広司さんや浜田岳くんの個性が光ってしまい、「脇役達」という映画では無くなってしまっているように感じた。
製作者の狙い!?
しかし、製作者としてはそれが狙いなのかしれない。
脇役は主役やストーリーを支えること。そしてその苦労がある。
このように考えると、この映画の印象も変わってくる。
サラッと観れる。そして僕の世代には観てほしい。
全体的にドタバタし、ストーリーの深みもないが、サラッと楽しめる映画であった。
全てが撮影スタジオ内でのストーリーのため、シネマ・ドラマづくりの現場がのぞけるような映画でもあった。
僕と同世代や先輩たちの役者さんたちが、現役で頑張っている姿。
そして、いくつになっても一生懸命に取り組む姿に感銘を受けるし「そうでなくはらない」と感じさせてくれます。
まぁ、そんなに難しく考える映画ではないけど、、、、
「まだまだ、僕も頑張らないと」と感じさせてくれます。

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