【50歳から始める読書感想文】草薙龍瞬)反応しない練習

【50歳から始める読書感想文】草薙龍瞬)反応しない練習読書感想文

著者:草薙龍瞬氏
発行:2015年7月
発行所:KADOKAWA
読書期間:2020年12月

【読書感想文】反応しない練習

この本はkindle unlimitedで読んでから、紙の本を購入することになった。
僕にとっては良書である。
まず著者の草薙龍瞬さん、中学中退で16歳で家出をしその後大検を取得し、東大法学部卒、その後、出家しミャンマーの仏教大学に留学。宗派に属さず人間関係や生き方を伝える活動をしている人。
 
中学中退ってあるんですね。著者の経歴には書かれていないが、思春期にぐれていたのだろうか。
しかし、それから大検、東大卒。凄い!!
頭の良い人であると思うが、人間って本気になればできるのかもしれないと、思わせてくれる。
 
著者の思春期についてはこの本では書かれていないが、きっと著者の人生に大きく影響を与えるものがあったと想像する。

ブッタの教えから説く、人の生き方

本書はブッタの教えをもとに人間関係を中心に書かれている。
「心の健康のためにムダな反応しないこと」
これが大きなメッセージでないかと思う。
人は、過去や未来の自分の姿、人間関係、情報等、色んなことに反応する。
その反応によって悩みや苦しみが発生する。
しかし、無関心になれということではない。
人は悩みや問題はつきものであり、受けれることが必要と言っている。
そして、解決策を考えていくこと。
「人生に向きう」こんな言葉が相応しいのかもしれない。

苦しみの多くは承認欲か?

・人に認められたい、
・評価してほしい、
・注目してほしい、
人に認められたいという欲求は強い。これを「承認欲」という。
僕もサラリーマン時代は「承認欲」がめっぽう強かった。
「なんであの人が認められて、俺が何の評価もされない?」
「おかしい!!」
こんなふうに、ストレスの原因になっていたことを思い出す。
 
SNSを頻繁に利用している人は「いいね」の数に執着しストレスの原因になる。
・他人と比べたり、
・嫉妬したり、
・人目が気になる。
これを「無くす」と言って難しい。
しかし、これらにスグに反応するのではく、まずは「受け入れる」ことが大切と言っている。
人は嫉妬はするもの、比べるもの、、と。
そして、自分を客観視し「今、僕は嫉妬してるんだなぁ」と心の状態を確認するといいらしい。
そうすることで「心の落ち着き」を得る一つの方法とのこと。

努力する手段

承認欲を満たすために努力をするのではく、自分の成長のために努力をする。
これが自分に定着すると、人との比較や優越が少なくなり、楽になるのかもしれない。

他人との比較から生まれるエネルギー

これは僕の思考であるが、、、
優越感は少なからず必要であると思っている。
「僕はすごい」みたいな優越感を人に見せることはダメだと思うが、心の中で「自分はすごい」という自尊心への意識は必要であると考える。「俺ってダメだな」っていつも自己否定が全面にくるようでは人生面白くない。
「他人と比較」から生まれるエネルギーによる努力、
また「これが欲しい」物欲をエネルギーとした努力。これもありだ。
いつまでもこの欲求ではダメだと思うが、自分を成長させるためのスタートとして、利用するには良いように考えている。

「反応しない練習」まとめ

ブッタの教えをもとに、自分の生き方や考え方を照らし合わせ、共感できる部分が多い本であった。
今の時代の生き方を考える上でお勧め本になる。

現代の生き方の課題

僕は現代の生き方への課題として、
「自分の思い通りにならない」ことへのストレス。
これを少なくすることが、心豊かに生きるためへの課題ではないかと思っている。
色んな情報、社会、政治、SNS、仕事、人間関係、家族関係等々、
「自分の思い通りにならない」ことが多い。
これに反応していたらきりがない。
僕としては
「自分ではどうにもならないこと、解決できないこと」
これに反応することが「ムダな反応」であると考える。
これにできる限り反応しないこと、これだけでも自分らしい生き方ができるように思う。

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のしろいくろー
この記事を書いた人

1965年東京都生まれ、現在東京都在住。
若い時の自分、今の自分では感じ方も変わっている。しかし、容姿は変わり、年を重ねている実感はあるが、人生への情熱はまだまだ衰えることはないと思っている。そんな自分へのこれからの人生の記録としてこのサイトを開設した。

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