【55歳の映画感想文】魔女がいっぱい(The Witches)

【55歳の映画感想文】魔女がいっぱい(The Witches)映画感想文

監督:ロバート・ゼメキス
出演:アン・ハサウェイ|オクタヴィア・スペンサー|スタンリー・トゥッチ
日本公開:2020年12月4日
鑑賞日:2020年12月7日|イオンシネマ幕張新都心

家の近くのMOVIXでも上映していたが、妻、娘を連れ車で1時間10分、気分転換も含めて幕張に行ってみた。仕事では海浜幕張に出かけることはある。プライベートでは娘が小さい時にボリショイサーカスを観に幕張メッセに行った以来だと思う。
妻と娘をアウトレットモールで降ろし、僕はイオンモールへ。
「イオンモール幕張新都心」ブラウン(木の印象)色が貴重で落ち着いたモール。田舎ぽいイオンモールでななくお洒落な印象。「ららぽーと」を意識していることが伺える。
映画の時間まで、小一時間程あったので、蔦屋書店併設のスタバで腰を下ろした。本を持参したが開くこともなく、まったりと開場時間を待った。


いよいよ開場。そして検温。外出先での検温はいつもドキドキするんだよね。
「もし、熱が高かったらどうしよう」
「拒否されたら、周囲は僕のことをばい菌扱いするだろう」
「チケットは払い戻ししてくれのか」
いろいろなことが僕の脳裏に浮かぶワケですよ。
スマホのような小さな画面の前に立ち「ピッ」と音が鳴る。
「36.3です。どうぞ~」
スタッフの女性の声が天使に聞こえる瞬間でもある。

2番スクリーン。一番乗りで指定の座席に座る。開園まで10分程。数組の人たちを僕が迎えた。
「月曜平日14時」平日、それも月曜の14時に映画を観れる人は、僕のようは自由人だけだろう。
客入りは悪いが、ガラガラの状態で観る映画はいい
周りの人を気にせずスクリーンに集中できるからだ。
映画はやはり平日の長閑な午後一番に観るのがいい

12月18日(金)公開「ワンダーウーマン」の映像が流れる。ワンダーウーマンは楽しみにしていた作品のひとつ。コロナで長い期間延期されていたので公開が待ち遠しい。ワンダーウーマン映像も綺麗だし、カッコイイ。12月第4週に観に行こうじゃないか。

ブ~~。いよいよ本編が始まる。

【魔女がいっぱい(The Witches)】感想文

原題:The Witches、Witcheの複数形だから、直訳すると「魔女たち」だろう。日本語タイトルは「魔女がいっぱい」となる。「魔女は身近にいる」これがベースのストーリー、そしてコメディ的な内容を表現することで「魔女がいっぱい」がよいのだろう。

「魔女がいっぱい」ちょこっとネタバレと感想

ロバート・ゼメキス×アン・ハサウェイ、早々に映画館に足を運んだ。ロバート・ゼメキスと言えば、僕の時代ではバック・トゥ・ザ・フューチャーやフォレストガンプ。そして、主演が僕の好きなアン・ハサウェイくれば大きな期待をしてしまう。
原作は「チャーリーとチョコレート工場」の作者。
「チャーリーとチョコレート工場」はもちろん観た。この映画はジョニー・デップの怪演が魅力だけでストーリーはちっとも面白くなかった。それと同様に「魔女がいっぱい」もアン・ハサウェイの怪演が魅力だけの映画でもあったように思う。ストーリーとしては「チャーリーとチョコレート工場」同様に正直つまらない。
そして「お金持ちの子で太った食いしん坊の子ども」と「貧しい子ども」が出てくるあたりは似ている。
 
ストーリー展開は、魔女によりネズミに変えられた子どもたちとその子どものひとりの祖母(オクタヴィア・スペンサー)が、魔女と戦うストーリーになる。内容は終始ドタバタバしているだけの、面白さ、怖さ、教訓、感動等々がない。

魔女の子ども嫌いの理由は何となくわかるが、「貧しい子が魔女に狙われやすい」設定はどうだろう? 
決して紳士的な発言をするつもりはないが「貧しい子がいなくなっても多沙汰にならない」という理由はいただけない。
(世界的に貧しい子どもが犯罪に利用されやすい事実もあるようなので、それを風刺として表現しているのかもしれない)
 
ストーリーにもう少し深みがあると良かった。只魔女が子ども嫌いで動物に変えてしまう設定だ。少しでも子どもへの道徳的な教えのような内容があると良かったのかもしれない。ありきたりかもしれないが「こういう子であれば魔女に狙われない」等があれば、救われるんだが、、、。

「魔女がいっぱい」の面白さ

この映画の面白を強いてピックアップするとすれば2つある。
一つはおとぎ話的な展開。
冒頭のナレーションが結末に結びつく。これはおとぎ話としての面白さの要素だろう。
「むかし、むかし、こんなことがありました」と始まり、
過去の回想がストーリーとして展開し、結末は冒頭の意味が分かる。
こんな感じである。
 
2つ目は1960年代のアメリカの世界観
主軸となるストーリーが1960年代のため「人種への描き方」をどう捉えるか、これは見る人によって感じ方がそれぞれだろう。
1960年代のアメリカの世界観と映像もひとつの面白さと言える。

「魔女がいっぱい」見どころ

子どもの祖母役のオクタヴィア・スペンサーも良い役者さんでいいが、アン・ハサウェイの悪役怪演だけが目立った映画。
物語が面白みに欠ける。これにつきる。残念!

映画が終わった後の空気感も良くなかったように思う。
数少ない観客であったが、おそらく僕と同じような印象であったと想像する。

 

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のしろいくろー
この記事を書いた人

1965年東京都生まれ、現在東京都在住。
若い時の自分、今の自分では感じ方も変わっている。しかし、容姿は変わり、年を重ねている実感はあるが、人生への情熱はまだまだ衰えることはないと思っている。そんな自分へのこれからの人生の記録としてこのサイトを開設した。

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