【55歳の読書感想文】池波正太郎)西郷隆盛 新装版

【55歳の読書感想文】池波正太郎)西郷隆盛 新装版読書感想文

著者:池波正太郎氏
発行:2017年7月
発行所:KADOKAWA
ジャンル:小説・自己啓発
読書期間:2020年11月・約3日(kindle Unlimited)

『西郷隆盛』読書感想文

「物足りない」これが正直な感想。
250P程の小説では西郷隆盛像を語るには物足りなく思う。
幕末から明治政府の樹立をダイジェスト版として読んでいるような感じであった。

西郷隆盛は幕末から明治政府樹立において主要な人物ながら地味な存在でもある。
坂本竜馬や新選組、長州藩士は派手に描かれるため地味と感じるのだろう。
また、大久保利通や小松帯刀も西郷と一緒で派手さはないが重要人物。薩摩藩士としては普通なのかもしれない。
しかし、西郷隆盛の人生はドラマチックである。史実に基づいた西郷隆盛の生涯を、池波文学としてもっと掘り下げた西郷隆盛の人物像を読みたかった。

若い頃は坂本竜馬

僕が10代の頃「竜馬がゆく」を読んで大きな感銘を受けた。
坂本竜馬の人物像に憧れた一人である。20代初めに高知桂浜に行って「ココが竜馬が夢を描いた場所か」と黄昏たこともあった。そして坂本竜馬のパネルの前で『でかい夢をもたなきゃ、いかんぜよ!』なんて自分を奮い立たせた時もあった。
しかしながら、年を重ねるごとに「坂本竜馬はちょっと違うんじゃないか」と思うようになり、今では司馬遼太郎が描いた単なるヒーロー像としてみるようになってしまった。

50を過ぎたら西郷隆盛

50になった僕としては西郷隆盛の人物像に興味が沸く。僕の西郷隆盛の人物像は、欲しがらず相手に与えることを第一に考える人であると感じている。
若い時は自分中心で損得勘定でも良いと思うが、人生折り返しの年齢になったら、まず自分ではなく、周りを感じ、他人を優先できる人でありたいと思う。

読書感想文
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のしろいくろー
この記事を書いた人

1965年東京都生まれ、現在東京都在住。
若い時の自分、今の自分では感じ方も変わっている。しかし、容姿は変わり、年を重ねている実感はあるが、人生への情熱はまだまだ衰えることはないと思っている。そんな自分へのこれからの人生の記録としてこのサイトを開設した。

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