み~ん、み~ん、み~ん、み~ん、み~ん、み~~~ん。
子どもの頃、ミンミンゼミの鳴き声を聞くとワクワクとした。
緑ぽっいボディと透明の羽が魅力的で、その頃の子どもたちにとっては貴重な存在。アブラゼミのようにどこでも見つけられる存在でないこともミンミンゼミの魅力のひとつであった。
そして「み~ん、み~ん」という鳴き声がひときわ目立つ。
ミンミンゼミの声を聴くと、大急ぎで虫取り網と虫かごを持ち、その声の方向を目指したを思い出す。

今、僕の暮らす街では意外にミンミンゼミの声が多く聴こえてくる。
さすがにもう、セミの声を聴いて探しに行くことはないが、何歳になってもミンミンゼミの声に敏感。子どもの頃の興味は年を取っても変わらないのかもしれない。

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