【55歳の読書感想文】岡本太郎)自分の中に毒を持て

【50代読書感想文】岡本太郎)自分の中に毒を持て読書感想文

著者:岡本太郎氏
発行日:1988年
発行所:青春文庫
読書期間:2020年7月27日~30日

【読書感想文】自分の中に毒を持て

「自分の中に毒を持て」 一言感想文

「自分の中に毒を持て」よくも悪くも、まさに岡本太郎さんのイメージ、期待を裏切らない本になる。僕の岡本太郎さんのイメージは奇抜でやんちゃで皆と足並みを揃えることなく我が道を行くそんな印象である。芸術家そのもので、褒め言葉としての「変人」であると思っている。岡本太郎さんとしての生き方を記した内容になる。「その瞬間にベストを尽くせ」これに尽きると僕は思う。

「自分の中に毒を持て」 いくろーのレッドマーカー

【50代読書感想文】岡本太郎)自分の中に毒を持て

自分の大間違い
社会的状況や世間体とも戦う。自分を大事にて自分を破ろうとしない。社会からは否定されるが本当の生き方を生きることが人生の筋。
世間体を気にせず自分の好きなことやるということだろう。身内や自分の周りの人が否定的なことを言うことが多い。その否定を断ち切らないと好きなことはできなのかもしれない。

他人の目を気にしない。
萎縮せずありのままに生きる。「人の目を気にしないこと」これはよく言われること。僕は不器用。しかし、人にはそう思われたくない。この気持ちが強い。しかし、岡本太郎さんが言うには不器用であれば、それをさらけ出して生きることの方が人間として魅力がある。しかし、人に良く思われたいという気持ちはなかなか捨てることができない。

その瞬間に全てを賭けろ
「今は無理だけどいずれは、、、」これもよく言われること。「いずれは、、」これは出来なことへの逃げの言葉。「定年したら、、やりたい」やりたいことがあれば今スグにやれということ。「やりたいけど方法がわからない」という言葉もよく聞く。しかし、現代ではネットですぐに調べることができる。やはり言い訳なのだろう。

完成ということはない。
常に自分は未熟であると前提のもと生きる。確かに未熟であるということは成長したいという気持ちの表れである。未熟であると感じ成長への努力を惜しまないことが良いのだろう。しかし、それに合わせて「どうしたらいい?」と課題がいっぱいになる。しかし人生に課題がなくなることはないのかもしれない。そう思うと少しはらくになる。

楽しむ。
人生に悩んでいる時でも、その悩みから少しでも楽しいことを見出す。うまくやろう、成功しようとやろうとするからうまくいかない。
一発でうまくやろう、成功しよう、、、納得いく状態で何かをしようと思ってもダメ。それよりもやりだすことが大事。ダメであっても何がダメなのかを見つけ、改善していく。

感受性を豊かにする。
直接「感受性を豊かに」とは岡本太郎さんは言っていない。僕が本を読み勝手に感じたこと。だれが観ても良いと思うものだけに感情を傾けではいけない。素人が作った下手なものであっても、それに何を感じるのか、感受性を豊かにする。そこに人間らしい感情が生まれる。

「自分の中に毒を持て」 まとめ

この本は7月中旬頃に新聞の広告欄で知った。「自分の中に毒を持て」このタイトルに惹かれた。それは自分には毒がなく面白みのない人間であると感じているからである。
この本の刊行は1988年、32年前、僕が23歳の時になる。この時代はバブル真っ盛りである。景気の良い時代ではあったが「自分の生き方に疑問を持つ」どんな時代であっても自分の生き方を探している人が多くいると感じる。

そして、僕はこの本読みこのように思った。

なぜ今、コロナ禍に「岡本太郎」なのか?

今はコロナの影響もあり、より不安定さ感じせざる得ない世の中になった。それゆえ、今後更に安定を求める社会になると考える。しかしその反面「企業に依存することでホントにいいのだろうか、、」という疑問も多くなるに違いない。最近ではフリーランスで生計をたてる人も増えているが、それは企業に依存することへの不安の表れでもあると考える。
そんな時代だから、怖がらずに一歩前にでる。自分を隠さず自分らしく生きることへのメッセージが必要であり、それゆえに今「岡本太郎」なのかもしれな
そして、古い本であるが今の時代にも響く内容であった。

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のしろいくろー
この記事を書いた人

1965年東京都生まれ、現在東京都在住。
若い時の自分、今の自分では感じ方も変わっている。しかし、容姿は変わり、年を重ねている実感はあるが、人生への情熱はまだまだ衰えることはないと思っている。そんな自分へのこれからの人生の記録としてこのサイトを開設した。

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