著者:齋藤孝氏
発行日:2006年2月
発行所:大和書房
読書期間:かなり前
【読書感想文】天才の読み方 究極の元気術
「天才の読み方 究極の元気術」 一言感想文
タイトル通り色々な天才と呼ばれた人の行動パターンを読むことで、自分の鍛錬の仕方を見つけるような本。齋藤孝さんの本は何冊か読んでいる。基本的には読みやすい文章で書かれていることもあり途中で挫折することはない。14年程前の本であるが色あせることなく今でも十分に参考になる本
「天才の読み方 究極の元気術」 いくろーのレッドマーカー
人生を上手く生きるコツ
自分の存在、そして自分の人生において肯定できる人になる。自分のやっていることに自信をもつということだろう。人の偏った意見に左右をされてしまい、自分を見失うことがないよう。
探求をし続ける。
人生において完結はなく、プロセスを生き続ける。人生、確かにこれで終わりはない。死ぬまで探求心を忘れるべからず、定年後においても只やるだけではなく「なぜ、どのように、もっと」を忘れずに行うべきなのだろう。
模倣は悪ではない。
人のまねをすること、これを良しとしない風潮はあるが、良いものはまねて、そこから自分のスタイルを作り上げる。確か、アップルはipodを発表してたことが企業の飛躍につながったんだよね。ハードディスク型の音楽プレーヤーはソニーが先行していたけどあまり売れなかった。しかし、アップルが売り方を変えることで(自分のスタイル)爆発的なヒットにつながった。これも同じことだと思う。
波に乗る。
波に気付くために努力が必要。物事本気で取り組んだ人しかわからないひらめきやインスピレーションだと思う。そして、波に気が付いたら集中して取り組む姿勢が必要。まずは本気で取り組むこと。「本気に取り組む」とは、僕が思うにあれやこれや目移りするようではダメなんだろうね。これだ!と感じたらそれだけに集中することなのだろう。それゆえ忍耐力も重要。
自己イメージを複数もつ。
これはひらめきの法則にも共通した内容があった。現実を切り抜ける時のパワーになる。様々な困難がある。その時、その時、違った自分で切り抜けるということだね。一人の自分、本当の自分だけでは困難に立ち向かえないかもしれない。
「天才の読み方 究極の元気術」 まとめ
天才とは、具体的な工夫を組み重ね自分のスタイルを作り上げ、必死に取り組んできた人
「天才の読み方 究極の元気術」本文より
天才といえども、何もせずに成し遂げる人はいない。懸命に取り組ん上の結果「天才」と呼ばれるようになった。今でいうと野球のイチローさんのような人かな。
しかし、凡人にはひとつのことに集中できる何かを見つけること難しい。この歯がゆさがあり悩んでしまうことがある。しかし、自分に向いているのか、そうでないのか、やってみないと分からない。今自分に与えられている環境にて、まずは懸命に取り組ことだと思う。そこから何か分かることもあり、ヒントが得らるのだと考える。

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