【55歳の読書感想文】櫻井千姫)天国までの49日間

【50代おじちゃんの読書感想文】小説読書感想文

発行:2016年11月28日
著者:櫻井千姫氏
発行所:スターツ出版
読書期間:2020年7月1日・2日

【読書感想文】天国までの49日間

【天国までの49日間】一言感想文

ティーンエージャー向けの小説。50代のおっさん向けの小説ではないことは間違いない。しかし、50代だから歴史小説や村上春樹さんのような難しい小説を読まないといけないということでもない。本の選択は自由だし、読んでどう感じるかも自由。

【天国までの49日間】「いのち」ティーンエージャーへのメッセージ

学校のいじめを背景に「いのち」「生きる」ことへのメッセージを込めた内容。
「いじめと自殺」とても難しいテーマ。いじめにより自殺した少女が49日間実体のない生命として、現世で「いじめ・自殺・生きる」ことへの意義を問う展開のストーリー。

若い子向けの小説のため、ストーリーは簡単かつ明解でとても読みやすい。おじさん意見としては幼稚なストーリー展開と思うようなところもある(悪霊との戦いは必要なのか、もっと違う形で表現できなかったのか等)しかし、サラリと一気に読める。結びはテッパン完結(この世にいない少女が生まれ変わり愛しい人との再会する)テッパンではあるが、読み手側としてはこれを期待する。だからこれで良い。

【天国までの49日間】まとめ

 この本で感情移入できるのは、ティーンエージャーたちの親。
娘がティーンエージャーの頃、僕がどのような父親で親子関係であったかを思い出す本になった。この頃の僕は、娘に嫌われないよう、嫌われないように接していたと思う。僕は典型的なダメおやじであったと、改めて思う。

ティーンエージャーの自殺は本当に悲しい出来事である。
僕は学校生活・友達関係・気になる女子・家族関係・勉強・受験、、、、、自殺を考えたことはないけどいろんなことに悩んだ記憶がある。

小説では友人が手を差し伸べ良い方向になっていくけど、実際はやはり自分自身にあると思う。僕は子育てが終わった親だけど「強い心を持てる子に」これが子どもへの親としての大きな役目のような気がする。そして、子が悪いことをしたら?り、我が子の絶対な見方である親。

小説だからそんなに難しく考える必要はないが「いじめ」は大きな問題。しかし大人社会でも「いじめ」が平然とある世の中、子どもだけに『いじめはダメ』では、説得力はないけどね。
この小説、今の自分、過去の自分をラップして読むと面白いと思う。

P.S
「49日間」というタイトルの韓国ドラマを観た覚えがある。
事故にあった主人公の女性が他の人の体を借りて、現世でいろんな真実を知る。
このドラマも49日の間に行動するストーリーであった。

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のしろいくろー
この記事を書いた人

1965年東京都生まれ、現在東京都在住。
若い時の自分、今の自分では感じ方も変わっている。しかし、容姿は変わり、年を重ねている実感はあるが、人生への情熱はまだまだ衰えることはないと思っている。そんな自分へのこれからの人生の記録としてこのサイトを開設した。

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