監督:ショーン アンダース
主演:マーク ウォールバーグ, ローズ バーン, イザベラ モナー
ジャンル:コメディー
公開:2018年(日本未公開)
視聴日:2020年6月27日
【映画感想文】インスタントファミリー ~本当の家族を見つけました~
親が子どもの養育を放棄した、放棄せざる終えない家庭の子どもたち、そしてその子どもたちを自分の子どもとして迎える里親。里親と子どもたちの関係を描いたストーリー。とっても重たい題材だけど、それをコミカルに描いた、感動作品。
里親としての資質を問われる。
「里親になる」それは子ども選ぶことから始まる。これを犬猫の里親に例えたブラックジョークとして描くシーンもある。まずこれをジョークとして受け入れられなければ、この映画を最後まで観ることはできないかもしれない。
本題は里親とはどういうものなか、これを表現したかった映画であると思う。
子どもがいない、できない、その心の隙間を埋めるために子は存在するのではない。ひとりの人間としての尊重、成長を手助けし、そして見守る。親としての役割と果たしてあげること。
これは、里親だけに言えることではない。
「僕はどうだったのか?」
自分の子どもに対して「父親としてふさわしかったのか」こんなことを考えてしまった。

笑いあり、涙あり、感動。2時間飽きずに観れる。
子どもとの関係に奔走する里親、そして心を開かない子ども。2時間では語りきれない題材のストーリーであるが、笑いあり、涙あり、最後は感動し、飽きずに楽しめるとてもいい映画。
里親としての心の葛藤や奔走が見せ所であるが、ティーンエージャーの少女役(イザベラ モナー)の女の子がとても素敵でこの映画の中心になっている。
日本未公開がとても残念。
現在(2020年7月)Amazonプライム会員特典にてフリーで視聴可。
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