著者:佐藤伝氏
発行日:2017年8月29日
発行所:三笠書房
読書期間:忘れた。
「50代」に関わる本を、アマゾンで検索すると1000件程ヒットする。
人生への指針、健康、料理、投資が多いが、その中でも「50代、どう生きるか」人生への指針となる本が多く見つかる。
仕事も定年に近づき、子育ても終わり、第二の人生の起点と言える50代。人生について考えることも多いのだろう。
「50代から強く生きる法」その中の一冊となる。
「50代から強く生きる法」感想文
「50代から強く生きる法」一言感想文
文章も難しくなく、気軽に一気に読める本。
「50代からは今までの思考を変える」これが強く書かれている。思考を変えることで人生を変える。別タイトルを僕なりに考えると「リラックスして人生をおくる法」となる。
「50代から強く生きる法」僕の赤色マーカー
「必死」ではなく「本気」
50代からは必死さではなく、経験を活かしリラックスして本気に取り組む。
確かに、若い頃の「必死さ」は輝かしい気はするが、定年近いおじさんの「必死さ」美しくない。余裕のある「本気度」これがいいのかもしれない。
「未来に期待をするはだめ」
これは今がダメということの裏返し。いつ何時もダメ、ダメとなる。
”今頑張れば、いい人生が待っている。”「こんな思考を捨てろ!」ということだろう。今が犠牲感でいっぱいの人は、いつになっても良い未来はやってこない。大変なことでも楽しむ思考でやる。大変と思えば大変となる。しかし、楽しさを見つければそれも良しとなる。それが未来にも続く。
これは僕も耳が痛い。今がダメと思っていないが「今頑張れば、きっとよくなる」こんな気持ちが僕の人生の中にあった。それは、今がダメということ一緒なのかもしれない。
「自分のためは捨てる」
「誰かのために」行うことでモチベーションが上がる。
その通り!これは僕も一緒。まずは仕事に取り組む上での基本だよね。仕事だけでなくあらゆることでこれが言える。自分のためにやってもモチベーションはあがらない。
ここで僕がひとつ付け加えることは「見返りを期待しない」これはモチベーションを維持する上で非常に大事と考えている。「これだけやったんだから、、、、」「いい返事をもらえるかも」こんなことを気にしながらやるとストレスになる。子どもへの無償の愛と一緒かもしれない。
まとめ
50年のも時間と経験をこれからの人生に活かす。
どう活かすかは自分次第。そして、50年生きてきて、うまくいかない人生であると思っているのであれば、今までの自分の思考を180度転換するといいのだろう。「50にもなって今さら性格・思考は変わらない」と堅物になるのでなく、変える・変わる勇気を持つことが必要だろう。
人生100年の現代では、50代は第二の人生の起点。これから60代、70代となっていくわけだけど、50年の経験が活かせる第二の人生としたい。
この本を読んで自分の思考について改めて考える機会となった。

コメント